2021年7月9日金曜日

PS2の動画をXMedia Recodeで敢えてmpegに変換してみる

これはWindows7をターゲットとした記事です。Windows10とWindows11は試していません。

動画をYouTubeなどにアップするのが目的ではなく、なるべくPS2クオリティで見て楽しみたいが為に、敢えてファイルサイズが大きいmpegに変換します。

必要なもの(ツールはググって入手)

  • 変換したいPS2の動画ファイル(*.pssなど、動画プレイヤーにドロップすると取り敢えず映像が見られるもの)
  • PSS demux。なければ PSS Plex
  • XMedia Recode

PSS demuxでpssファイルを映像と音に分割する

そもそも何でそんな面倒なことをしなければならないのか。pssファイルはちょっと特殊な動画形式なので、動画プレイヤーで見ようとすると映像は流れるのに音がでない。じゃあ、mp4とか他の形式に変換すればいいんじゃないかと思いきや、すんなり変換できるようなものではなかった。

そこで、このPSS demux(あるいはPSS Plex)。これで一旦映像と音を分離し、それから動画変換ツールで映像と音をしかるべき形式で合成すれば、動画プレイヤーでちゃんと音が連動した映像が見られるようになるのだ。

  1. PS2の動画ファイルをハードディスクの適当なフォルダにコピーしておく。

  2. PSS demuxを起動し、Drop pss files here.(黄色で囲った辺り)に動画ファイルをドロップする。

    例えば、ED.PSS(テニスの王子様Rush&Dreamのスタッフロール動画)をドロップすると、ED.PSSがあるフォルダにED.m2v(映像)とED_pcm.wav(音)が出来る。

    一応、映像ファイルのコーデックを調べるツール(真空波動研SuperLite)で見てみると…

    • ED.m2v 640*448 MPEG2 MP@ML 1:1 Interlace 30.00fps 6000.00kb/s CBR...
    • ED_pcm.wav PCM 48.00kHz 16Bit 2ch 1536.00kb/s...

    映像はMPEG2だから、 他の形式に変換せずにそのまま利用しようと思う。

XMedia Recodeで映像と音を合成する

  1. XMedia Recodeを起動し、プロファイル:カスタム、形式:MPEG 2に変更する。

    保存先(紫で囲った箇所)を確認しておく。デフォルトはビデオフォルダになる。

  2. ↑のリスト(黄色で囲った辺り)に映像ファイル(ED.m2v)をドロップする。ドロップする代わりに、ファイルを開く→ファイル選択ボックスから映像ファイルを選ぶでもよい。

    リストにED.m2vが追加される。再生時間が00:00:00になっていても気にしない。

  3. リストのED.m2vをクリックする。反転した状態になると色々なタブが現われるので、映像タブをクリックする。

  4. モード:コピーに変更する。MPEG2データをそのまま使うので変換しないのだ。

  5. ↑の紫で囲った箇所が確かに”コピー”になっていることを確認したら、音声トラック1タブをクリックする。

  6. ちょっとここから先、直感で操作しにくいなと思うのは私だけだろうか?油断するとやり方を忘れる…。気を取り直してインポートボタンを押す。

  7. インポートのボックスが現われるのでファイルを開く(o)ボタンを押し、ファイル選択ボックスから音ファイル(ED_pcm.wav)を選ぶ。選ぶとリストに追加される。

    ファイル選択は可能ならドロップで行いたい派としては、ついリストにED_pcm.wavをドロップしたくなってしまうが、ここではできないのだ。

  8. リストのED_pcm.wavをクリックする。確実に反転した状態でOKボタンを押す。

  9. 音声トラック1タブに戻る。ソースのリストのED.m2vの隣(紫で囲った箇所)にED_pcm.wavが追加されたことを確認する。ここが空っぽだと音無しの動画になってしまう。

  10. 今追加された部分をクリックして反転させると、コーデックが色々選べるようになる。好みのタイプを選ぶ。

    映像はコピーすればよかったけれど、音声はそのまま使えないので変換しないとならない。どれにすればいいか迷ったら取り敢えずデフォルト。

  11. ソースリストと出力リストの間の三角印ボタン(赤丸の箇所)を押すと、出力リストに変換情報が追加される。

    今回、動画の幅・高さを弄ったりしないのでこれで準備は終わり。

  12. リストタブをクリックして、タブ群の上のリストのED.m2vの行だけクリックする。反転状態にしたら、リストに追加(赤丸の箇所)をクリックする。

    うっかりED_pcm.wavの行も選んでしまいそうになるので注意。

  13. リストタブ側のリストにちゃんと音声トラックが追加されているか確認する(紫で囲った箇所)。空白になっていたら6番からやり直し。問題がなければエンコード(赤丸の箇所)をクリックする。

    変換処理はあっという間に終わり、保存先にED.mpegという名前で動画が出来上がった。

    変換前 ED.PSS 81,649KB ⇒ 変換後 ED.mpeg 44,950KB

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