2020年4月24日金曜日

Win版「金色のコルダ」変換プログラムはPS2にも使えないことはない

これはWindows7(32bit)をターゲットとした記事です。Windows10では試していません。

2004年頃、ウエストサイドで購入。その後わりとすぐ販売中止になってしまった。

これは、1ボタンでCDVDAR.DARの中にある*.cgmを展開し、*.hicを*.bmpに変換する。

それじゃあ、PS2版の金色のコルダのCDVDAR.DARも、ひょっとしたら変換できるのではと思いきや、画像がTIM2形式なのに無理矢理BMP形式に変換しようとしてエラーが出る。

しかし、CDVDAR.DARの中の*.cgmの箇所(拡張子)を違う名前、例えばcgzとかに書き換えると変換が成功してしまう。厳密には画像に変換されるのではなく、CDVDAR.DAR内の圧縮ファイルが展開されただけなのだが。(入れ子になった圧縮データは無視される)

展開されるファイルは、*.bin、*.cgz(拡張子を変えたので本来は*.cgm)、*.dat、*.tm2。画像はTIM2形式なのでXnViewなどのビューアで見る。全てが展開されるわけでないので、立ち絵は見られないが、背景とスチルぐらいは見られる。台詞はバイナリエディタで読める。

「金色のコルダ」変換プログラムでは、Win版のいくつかの*.cgmがちゃんと展開されないことを発見したので、データの調査がてら自作プログラム(VB6.0で作成)に展開機能を追加してみた。

赤線で囲った部分が「金色のコルダ」変換プログラムに相当する部分。それ以外は独自の機能。しかし、いまどきVB6.0なんてありえん。作り直したいがもう気力が…代わりに作っておくれ。

*.darと*.cgmの展開はzlib.exeを呼んでいるだけ。展開したあとの*.cgmや*.hicからは、ヘッダ部用のデータとパレットとイメージを拾って、BMPファイルを作成している。イメージは上下反転、RGB555タイプのパレットをRGB8888タイプに変換する必要はあるが、それも大した手間ではない。

2020年4月2日木曜日

Win版 金色のコルダの中身を見てみる

スチルや演奏は”My Memory”で視聴できるけれど、それでも中身を見たいのです。

動画

Data1.cab,DATA11.CAB内にある。インストール後はC:\Program Files\Koei\Corda\zフォルダに展開される。

  • Koei  :KOEIロゴ
  • Op    :オープニング

動画再生プレイヤーにドロップすると見られる。

音楽・声・効果音

DATA2.CAB内にある。インストール後はC:\Program Files\Koei\Corda\zフォルダに展開される。

  • hcsnd.dat 51個のaixファイル:主人公のセレクション演奏

Data1.cab,DATA11.CABにある。インストール後はC:\Program Files\Koei\Corda\zフォルダに展開される。

  • rcsnd.dat 78個のadxファイル:ライバルのセレクション演奏
  • snd.dat 368個のadxファイル
    129個のaix
    7,084個のahx
    :BGM,練習,合奏,ラーメ演奏,SE,声
  • snd2.dat 37個のadxファイル:SE

snd2.dat以外の*.datはAFS形式なので、AFSExplorerで各形式ファイルに分割すると楽だ。

snd2.datはAFSヘッダがなく、アドレスとサイズはビッグエンディアン方式なので自力でADXファイルに分割する。分割後、*.aixはaix2adxでADX形式に変換する。

音楽・SEである*.adxと声である*.ahx、すなわち全ての音に関するファイルは暗号化されていて、このままでは酷い雑音にしか聴こえない。

*.adxはプロセスメモリエディタやguessadxなどでキーを見つけ出して、degodで複合化する。*.ahxについてはそのキーを使って自力でチマチマ複合化した。

そもそも暗号鍵がわかっていれば、degodを通さずAdxPlayerのkeycodeに入力すればクリアな音で聴けるのだが、そんな情報があったとしても目につく所に晒されっぱなしになっているだろうか。

そんな感じで、どうにか複合化した*.adxは、foobar2000やAdxPlayerで聴くのが良い。BGMについてはAdxPlayerで聴く方がループの継ぎ目が気にならない。

複合化した*.ahxはAdxPlayerでは聴けるが、foobar2000では聴けない。testでWAV形式に変換してしまえば、どの音楽プレイヤーで聴こうか悩まなくて済む。(test実行の際はlibmpg123-0.dllとlibvorbis.dllが必要)

スチル・スプライト画像,台詞など

DATA2.CAB内にある。インストール後はC:\Program Files\Koei\Cordaフォルダに展開される。

  • CDVDAR.DAR :圧縮ファイル

画像、テキスト、バイナリデータなどが圧縮されている。

「金色のコルダ」変換プログラムを使うと画像だけ抽出することができるが、スプライト画像の一部取りこぼしがあった。画像はBMP形式に変換される。

それ以外のデータは自力でCDVDAR.DARを展開しないと得られない。 ちなみに展開して現れる*.hicは背景、スチル、立ち絵などの画像。*.cgmは圧縮ファイルで、中身はスプライト画像。