2021年12月27日月曜日

PS2版 金色のコルダ2の中身を見てみる

全データが入っているDATA.BINの構造は、無印コルダのCDVDAR.DARに似ている。

データのオフセットと展開前サイズと展開後サイズがチャンクになっている箇所を探し出し、展開前と後の差で圧縮データか非圧縮データかを判断し生データを切り出す。圧縮データはzlibで展開する。

切り出してみると、画像も音楽も並びがバラバラで整合性がないような…。

動画はCubeMediaPlayer2で見るか、PSS_demuxとXMedia Recodeを使ってmp4等に変換して見る。

スチルやスプライト画像はXnViewやNoesisで見る。無印の時は画像の暗さが気になったが、今回はそれほどでもない。640*448のスチルは640*480にリサイズするとバランスよさげ。エフェクトのテクスチャは自前でTIM2ヘッダを付加してビューワーで見られるようにする。

上はXnView。例えばDATA_00010.tm2のような目パチ口パクが含まれたレイヤーありの立ち絵は一番目だけが表示される。Noesisだと、二番目以降の目パチ口パク用パーツをトグルで確認できる。

声やSEはPsoundで聴く。

音楽はMFAudioで聴くか、自分でリストを作成しADPCMconvで聴く。ループポイントを指定できるADPCMconvはお勧め。以下はサンプル。練習曲、BGM、アンサンブル曲がバラバラに並んでいる。

corda2_music.lst

#GAMENAME La Corda d'Oro 2
#DIALOG_MES ドライブを選択してください
#SRCNAME DATA.BIN
#CHANNEL 2
#INTERLEAVE $10
#PARAMTYPE ofs,size,freq,looppoke,outname
$FC000,$F24C0,44100,-3,DATA_00025
$203800,$10C4A0,44100,-3,DATA_00040
$9BCE800,$EDBA0,44100,-3,DATA_00134
$9D19800,$B2C60,44100,-3,DATA_00173
$9E65800,$F24C0,44100,-3,DATA_00217
$A16F800,$A4DC0,44100,-3,DATA_00354
$A244000,$9A720,44100,-3,DATA_00372
$A3F0000,$17EBC0,44100,-3,DATA_00448
$A78E000,$13BCC0,44100,-3,DATA_00522
$A948000,$F24C0,44100,-3,DATA_00571
$AAB7000,$51700,44100,-3,DATA_00602
$AB31800,$84920,44100,-3,DATA_00617
$AC67800,$F24C0,44100,-3,DATA_00655
$AE03000,$951C0,44100,-3,DATA_00711
$AEA1800,$EFF00,44100,-3,DATA_00713
$B156800,$3224C0,44100,$1095A0,DATA_00833
$B4B0000,$B6DE0,44100,-3,DATA_00852
$B614000,$6AF160,44100,-3,DATA_00879
     (以下省略)

音楽データはアンジェリークトロワと同じ構造なのでADPCMconv用リストを作るのは容易い。

自分でリストが作れるようになるとゲームをやっているのと同じくらい楽しいですよ。最近、積みゲーにも手を出したくなって悩ましい。ネタバレ禁止を誓っているので遊び尽くすまではデータの中身を見たりしないのだけれど…このままでは時間切れになりそう。

金色のコルダ2アンコールも構造は同じ

動画と音声が入った非圧縮ファイルと、画像などの圧縮データが入ったファイルに分かれているが構造は同じ。

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