WIN版とPS2版の違いは、追加要素を除いたら画像フォーマットが違うだけで、ファイルの圧縮や暗号化の方法は同じ。
動画
ZフォルダにあるSND.DAT以外の*.DATはmpeg-1。動画再生プレイヤーにドロップすると見られる。
PS2独自にエンディング動画が追加された。
音楽・声・効果音
ZフォルダにあるSND.DATは音に関するファイルの塊。AFS形式なので、AFSExplorerで各ファイルに分割する。
AFSExplorerでSND.DATをインポートする時に、File has been detected as a v2 AFS file. However, coherency errors have been detected. Use "Update" function to fix these coherency errors. AFSExplorer can auto-update the AFS file, do you want to update it?というメッセージが出たが、いいえ(N)を選んだ。それでもこの後に行う変換作業に影響はなかった。はい(Y)を選ぶと、SND.DATの中身が書き換えられてしまう。
SND.DATの中身
- hcsnd.afs 51個のaixファイル:主人公のセレクション演奏
- rcsnd.afs 78個のadxファイル:ライバルのセレクション演奏
- sndaixp.afs 51個のaixファイル:主人公の練習
- sndbgm.afs 35個のadxファイル:BGM
- sndgasou.afs 54個のadxファイル:合奏
- sndrame.afs 51個のadxファイル:ラーメの演奏
- sndrvlp.afs 78個のaixファイル:ライバルの練習
- sndse.afs 245個のadxファイル:SE
- sndvoice.afs 7,567個のahxファイル:声
音に関する全てのファイルは暗号化されている。複合化の話はWIN版を参照。自力で複合化が無理なら、ハックしたAdxPlayerで聴くか、プロセスメモリエディタを使って複合化済みをぶっこ抜く。
CDVDAR.DARの中にも、いくつか音に関するファイルがある。
- se2fe???.dat:SE(拡張子はdatだが実はadxファイル)
- bgm??.dat:BGM(〃)
- snd2.dat:複数のSE
snd2.datはAFSヘッダがないので自力でadxファイルに分割する。アドレスとサイズはビッグエンディアン。
aixファイルはadxに変換する。複合化したadxとahxファイルはAdxPlayerで聴けるが、取り扱いの易さを考えると全てwavに変換した方がいいかも。
スチル・スプライト画像
CDVDAR.DARの中にある。圧縮ファイルなので展開する。展開の話はWIN版変換プログラムを参照。QuickBMSでもcgmファイル以外なら展開できる。
- *.tm2
- 立ち絵 384*448(リリは160*246) 8bitイメージ
- 背景 640*448,640*480,他 8bitイメージ
- スチル 640*448 8bitイメージ
- パーツ サイズ色々 4bit/8biイメージ
- *.cgm(複数のスプライト画像が圧縮されたファイル)
cgmの中のスプライト画像は、tm2ヘッダがないパレットとイメージデータの集合体なので、展開後に自前でtm2ヘッダを用意しイメージデータとパレットを合成すれば、XnViewで見られる。
パレットがRGBタイプのものとRGBAのタイプがある。中には24色分しかないパレットもあり、そういったイレギュラーな画像はVIXやSusieなどでは見られないが、XnViewなら問題ない。あと、幅が4で割り切れないTIM2画像も問題なく見られる。
立ち絵やスチルなどは微妙に横長に見える。高さが448の画像は480にリサイズすると丁度良い。WIN版のスチルは640*480で、PS2版のスチルを640*480にリサイズしたらピッタリ絵柄が重なったので。
WIN版に比べ全体的に暗いので、鑑賞する時は明るさとコントラストを上げると見やすい。XnViewの画像(I)→画像データ値の変換(M)→自動レベルか自動コントラストが便利。

台詞・テキスト
CDVDAR.DARを展開すると出てくるeventフォルダの中にある*.DAT。テキストエディタにドロップすれば見られるが、大量の半角カタカナが混在していて非常に見難い。
トリビア
想い出の場面の”名誉ファータ”はWIN版とPS2版で違いがある。赤丸の箇所↓
WIN版の方が先(2003年)にリリースされた。本当はファータの髪ではなく、後にいるファータの羽だったのね…。


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